重要事項説明書で確認すべきこと

不動産を売買するときに必ずもらう「重要事項説明書」。そのチェックすべきポイントについて紹介します。

不動産の「重要事項説明書」とは

重要事項説明書とは、売買契約を結ぶ際に不動産会社が購入予定者に説明しなければならない事項をまとめた書類のことです。

数十から数百ページにもおよぶ書類のため全部に目を通すのは大変ですが、これを行い不動産売買契約を結んだ後には契約破棄は原則できませんので、しっかりチェックすることが大切です。

できれば、事前にコピーなどをもらったり、不動産会社の方から契約前に事前説明を受けるなどして、疑問点があれば聞けるだけの余裕をもって望みたいところです。

重要事項説明の流れ

重要事項説明は、不動産会社で「宅地建物取引士」の資格を持つ人が行わなければならないと、法律で決まっています。

この方が、物件の基本情報(権利関係なども含め)や法令にかかわること(再建築が不可などの制限事項の有無)、契約条件などの説明を行います。時間は30分~1時間程度です。

購入者は、その説明をしっかりと聞き、納得していれば捺印をして終了というのが大まかな流れです。

重要事項説明書のチェックポイント

不動産の重要事項説明書で「必ずチェックしておきたいポイント」をまとめました。事前にぜひご活用ください。

  • 説明する担当者は「宅地建物取引士」の資格を持っている
  • 物件の概要や登記事項に間違いはないか
  • 物件は自分名義のものか(中古物件の場合、抵当権等が抹消されているか)
  • 隣家との境界など私有地がはっきりしているか
  • 私道の権利関係(物件価格以外に負担金があったり、掘削など自由に利用できるかなど)
  • リフォームや再建築は可能か(建物の用途や規模によって不可の場合がある)
  • 電気・ガス・水道などインフラが整備されているか(別途費用がかかる場合、その額を負担できるか)
  • 耐震診断、住宅性能評価などの内容に相違がないか
  • 物件の価格、および諸経費に相違がないか

このほか、疑問点があれば必ず解決してから契約を締結するようにしましょう。