土地相場を知る

滋賀県の土地相場を、都市別にリサーチしました。

滋賀県の都市別土地相場をチェック!

ひとくちに「土地相場」といってもさまざまな切り口があり、同じ町でも不動産会社によって価格が違うこともあります。

ここでは、国土交通省が毎年発表する「地価公示」と、実際の不動産取引から算出する「土地取引価格相場」の2つを紹介します

※ともに1坪あたりの価格です

  地価公示 土地取引価格相場
大津市 29.2万円 23.6万円
草津市 36.7万円 27.5万円
守山市 26.7万円 32.9万円
栗東市 23.4万円 22.8万円
野洲市 20.1万円 23.8万円
近江八幡市 19.1万円 13.3万円
湖南市 12.8万円 6.5万円
甲賀市 9.0万円 8.4万円
彦根市 17.4万円 16.1万円
長浜市 11.2万円 9.7万円

ちなみに、地価公示と土地取引価格相場、どちらを参考相場として見ればよいのかというと、「地価公示」のほうです。

不動産の価格は、この地価公示をもとに算出されるのですが、実際の取引現場では個人(売主・買主)の都合で、値上がりまたは値下がりするものです。

注目は草津市と守山市

通常、土地相場の価格は人口の多い県庁所在地がある街などがもっとも高くなるのですが、滋賀県の場合、地価公示は「草津市」、土地取引価格相場は「守山市」が大津市よりも高くなっています。

その理由が、人口密度。実は、草津市の人口密度は大津市の約3倍、守山市は約2倍も多いのです。

この2つの街は、大阪・京都のベッドタウンとしてここ20~30年くらいで急激に発展していった街。大手メーカーの工場や大学などの進出が拍車をかけるかたちで、子育て世代など若い人を中心に今もなお増え続けているのです。

地価公示と土地取引価格相場に差が出る理由

ところで、草津市と守山市は他の都市と比べて「地価公示の金額と土地取引価格相場の金額に差がある」ことにお気づきでしょうか。

しかも、草津市は地価公示のほうが高く、守山市は土地取引価格相場のほうが高いと、対照的ですよね。

これは、草津市の人気エリア(地価公示額の高いエリア)で土地を買う人が少なく、逆に不人気の安いところが売れているためです。守山市は、この逆パターン。

つまり、

「本当は草津市に住みたかったんだけど、探してみたら高すぎる」

「でも、便利な場所に住みたい」

「守山のほうが地価公示は安いし、草津市で余った土地より便利だから、こっちで買おう」

…という動きをする人がここ数年増えている実態が、この数字に表れているのだと思います。