分譲地と角地の人気の理由を探る!

不動産を選ぶ時に覚えておきたい分譲地と角地の特徴と選び方

そもそも分譲地ってなに?

不動産に関する情報を集めているとき、聞いたことはあるけどちゃんと説明はできない、というワードが出てくると思います。例えば「分譲地」という言葉。あなたは分譲地という言葉の意味、そして宅地との具体的な違いをしっかり説明できますか?
この2つの言葉にはそれぞれちゃんと意味合いがあります。以下の通りです。

分譲地……いくつかの区画に分割して販売される土地のこと。区画壁や上水道及び下水道も引き込まれている。 宅地(単独地)……分譲地同様、いくつかの区画に分割して販売される土地のこと。ただ、元の土地の状態によって区画壁や上水道及び下水道が引き込まれていない場合がある。

分譲地の意味や宅地との違いは上に記載した通りです。上下水道が引き込まれている分、生活を始める上で必要な設備面は分譲地のほうが上であることが分かります。

分譲地のメリット・デメリット

分譲地には宅地にはない様々なメリットがあります。上で挙げた「上下水道が引き込まれている」というのもメリットの1つと言えます。上下水道だけでなく電気も通っているので、土地の総額がある程度予想しやすく、またその分の工事費用も不要となります。
また、近所づきあいがしやすくなるというメリットもあります。なぜそのようなことが言えるのかというと、周囲の家の販売時期や家そのものの形状などが自分の家のそれと似るので、家族構成や世代が近くなる可能性が極めて高いのです。もちろん確実とは言えませんが、少なくとも5年前10年前からあるような住宅地で土地を購入した場合と比べると、当然大きな差ができるでしょう。
近所づきあいを心配している人や子供を抱えている人にとっては、とても大きなメリットと言えます。

分譲地にはデメリットというデメリットがありませんが、強いて言えば、区画全体が同世代になりやすいため、年数が経つと共に一帯の住人も老化し雰囲気がやや寂しくなる…というところでしょうか。 また、ハウスメーカーを通して家を建てた場合、自分の家を含め周囲に似たような家が並んでしまう傾向にあります。家に個性を加えたいという人にはやや不向きと言えるかもしれません。

分譲地で気をつけておきたい「角地」

不動産において、「角地」というのは人気が高めです。分譲地においても例外ではありません。新規分譲土地での角地人気は目を見張るものがあります。
それはひとえに多くのメリットがあるからなのですが、購入する上で知っておくべき注意点がいくつもあります。
まずはメリットからみていきましょう。

角地のメリット

  • 資産価値が高い
    前述した通り、角地の資産価値はかなり高めです。実際、角地が売却された場合すぐに買い手が見つかります。もちろんその分購入するときもそれなりの費用を必要としますが、その後価値が落ち、売却時に大損…なんていうことはないでしょう。
  • 日当たりが良い
    角地は角地以外の土地と比べ、日が当たる面積が多くなります。つまり日当たりの良さは他の土地よりも上だということです。
  • 防犯性が高い
    一見人目に付きやすい角地は「不審者に目をつけられやすいのでは?」と危惧するかもしれませんが、実はその逆で、不審者は人目を避けたいという理由で角地を敬遠する傾向にあるのです。そのため角地は防犯上有利であると言えます
  • では次に角地の土地を購入する上で注意すべき点を紹介します。

    角地の注意点

    • 売値が高い
      資産価値が高い分、角地の売値は高めに設定されている場合がほとんどです。周囲にある角地以外の土地より1~2割ほど高く設定されています。また、都市計画税や固定資産税の額も高くなります。
    • 車の出し入れが不便
      角地に家や車庫を構えると、周囲の道路の見栄えがやや悪くなってしまうため、車の出し入れに毎回気を張ることになります。免許を取ったばかりの人や高齢者が家族にいる場合は、かなり注意が必要です。

    このように、角地にはたくさんのメリットがあると共に、気を付けなければならない点もいくつか存在します。角地の購入を検討している人は、上に挙げたメリット・注意点を意識しながら土地選びを行うようにしましょう。

    最後に、あまりオススメできない角地の特徴を紹介します。

    • 土地のすぐ近くにごみ集積場がある
    • 交通量が多い道路に面している
    • 傾斜や段差がある土地(土地の形状や場所によっては水や湿気が溜まりやすくなるため)
    • 横断歩道がある道路に面している(法律上、土地に面した道路にある土地を購入した場合、横断歩道と駐車場となる場所を5m以上離さなければならない=家の設計の自由度に制限がかかるため)